【9月1日他開催】病態に基づく高次脳機能障害のリハビリテーション

UPDATE - 2022.8.9
  • 日程

    2022年9月1,15,29日(木)、10月13,27日(木)、11月10,24日(木)

    20時00分~21時30分 ※質疑応答は別途30分を予定

    受付時間 - 30分前から
講師 大村優慈 先生 本村和也 先生 深田和浩 先生 藤野雄次 先生 渡辺学 先生 酒井克也 先生 
形式 ZOOMオンラインセミナー
参加費 7,700円(税込)
お支払い方法 銀行振込 / クレジット決済
備考欄 ・本ページの下部「お申し込みに際しての注意点」
 をご確認ください。
・全講義配布資料があります。
 ※変更になる場合がございます。

DETAIL

概要

【講習会概要】
高次脳機能障害は、しばしば脳損傷後に出現する症状であり、それ自体が日常生活の自立度を制限する。しかし、高次脳機能障害に対する治療エビデンスは未だ十分に確立されていない。これは高次脳機能障害が多様性に富む現象であり、限定的な治療アプローチのみではその効果に限界があるためである。すなわち高次脳機能障害に対するリハビリテーションでは、脳画像や臨床症状から丁寧に紐解き、病態に基づくリハビリテーションプログラムを立案することが必要となる。

 

本講座では、半側空間無視、病態失認(身体失認を含む)、失行・注意・遂行機能障害をとり挙げ、その病態と評価、およびリハビリテーションの展開について全7回に渡り解説する。

 

 

【講座内容】
■第1講座
脳画像から見る高次脳機能障害の理解
講師:大村 優慈 先生

 

<学習内容>
高次脳機能障害は、脳の神経ネットワークの破綻によって生ずることが示されているため、短絡的に脳損傷部位と出現する高次脳機能障害の結びつけることはできない。しかし臨床上、CTやMRI画像から、損傷を受けている可能性がある神経線維や脳領域を読み取り、評価に結びつける過程は、高次脳機能障害の病態を理解するために重要と考えられる。本講座では,基本的な脳画像の見方から高次脳機能障害の出現に関わる脳の機能局在について説明する。

 

 

■第2講座
半側空間無視のリハビリテーション-病態編-
講師:本村 和也 先生

 

<学習内容>
半側空間無視は、右半球損傷に伴う代表的な高次脳機能障害であり、その障害自体が慢性化し、日常生活動作の自立度に影響する症状の一つである。近年、半側空間無視の出現メカニズムとして腹側注意ネットワーク破綻が根幹にあることが指摘されている。さらに半側空間無視には多くのサブタイプがあり、治療を立案する上で、半側空間無視の病態を理解することは重要である。本講座では、半側空間無視の臨床像と病態・評価について解説する。

 

 

■第3講座
半側空間無視のリハビリテーション-実践編-
講師:深田 和浩 先生

 

<学習内容>
半側空間無視の治療に関して2021年のコクランレビューでは、確立された治療法はないと結論付けられている。
これは、半側空間無視自体が異質性に富む症状であり、一様の治療的介入では、その効果に限界があるためである。すなわち、半側空間無視の病態を理解し、その病態に基づき治療を展開することが必要と考えられる。
本講座では、半側空間無視の治療に関するエビデンスと病態に基づくリハビリテーションの展開について解説する。

 

 

■第4講座
病態失認・半側身体失認のリハビリテーション
講師:藤野 雄次 先生

 

<学習内容>
病態失認や半側身体失認は、半側空間無視に合併することが多く、いずれも急性期に生じやすい現象である。
前者は自己主体感の喪失、後者は身体所有感が失われることで生ずるとされている。運動麻痺に対するリハビリテーションでは、片麻痺を自身が理解し、克服することで機能改善を図っていくが、主体感や所有感の損失はリハビリテーションの効果を半減させることは明らかである。
本講座では、病態失認と半側身体失認の臨床像と病態・評価・リハビリテーションの展開について解説する。

 

 

■第5講座
失行のリハビリテーション
講師:渡辺 学 先生

 

<学習内容>
失行は左頭頂葉に伴う高次脳機能障害であり、感覚運動障害や認知障害がないにもかかわらず、習慣化された運動が障害される症状である。特に道具の使用の障害は、リハビリテーションの進行や日常生活の自立度を阻害する。また失行症にも様々な種類があり、その病巣と出現メカニズムは異なるため、失行症の病態を丁寧に紐解き、治療に活かすことは重要である。
本講座では、失行の臨床像と病態・評価・リハビリテーションの展開について解説する。

 

 

■第6講座
注意・遂行機能障害のリハビリテーション-病態編-
講師:酒井 克也 先生

 

<学習内容>
注意機能・遂行機能は、様々な認知的活動の基礎であり、これらの障害は、見た目はあきらかではないものの、日常生活上の認知的活動を制限し、自宅退院が困難となるケースが多い。またこれらの高次脳機能障害の合併は円滑なリハビリテーションの実施を阻害するため、早急に対処すべき障害である。
本講座では、注意障害と遂行機能障害の臨床像と病態・評価を解説する。

 

 

■第7講座
注意・遂行機能障害のリハビリテーション-実践編-
講師:渡辺 学 先生

 

<学習内容>
一般的に注意・遂行機能障害に対するリハビリテーションでは、机上課題による介入が主として行われている。
しかしながら、実空間においては様々な刺激や状況に応じた運動の遂行が要求されるため、病態や障害の重症度に応じて課題の種類や難易度を調整していく必要がある。
本講座では、注意・遂行機能障害に対するリハビリテーションの展開について解説する。

SPEAKER

講師紹介
理学療法士
湘南医療大学
保健医療学部 リハビリテーション学科 講師

大村優慈先生

理学療法士
国家公務員共済組合連合会三宿病院
リハビリテーション科

本村和也先生

理学療法士
埼玉医科大学国際医療センター
リハビリテーションセンター

深田和浩先生

理学療法士
順天堂大学 保健医療学部 理学療法学科 助教

藤野雄次先生

理学療法士
北里大学メディカルセンター
リハビリテーションセンター技師長補佐

渡辺学先生

理学療法士
千葉県立保健医療大学 助教

酒井克也先生

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