全14回シリーズ
脳卒中後の麻痺手に対するCI療法を軸とした多角的なリハビリテーションセミナー

UPDATE - 2025.5.15
  • 日程

    2025年7月11,18,25日、8月1,8,15,29日、9月5,12,19,26日、10月3,10,17日(金)

    20:00〜22:00

    受付時間 - 開催時間の10分前から
講師 竹林崇 先生 
形式 オンライン
参加費 14,840円(税込)
お支払い方法 銀行振込 / クレジット決済

DETAIL

概要

本セミナーの主催は弊社リハテックリンクスではなく、竹林崇先生主催の特別セミナーとなります。弊社は事務局代行となりますので、予めご了承ください。

 

【本講義で学べるもの】
#痙縮の抑制方法(ストレッチ、振動刺激、その他)、#課題指向型練習、#上肢リハに使える自助具の紹介、#肩の痛みの対処方法、#メンタルプラクティス(ミラーセラピー含む)、#上肢装具、#ロボット療法、#Brain Machine Interface、#ボツリヌス毒素A型施注後の手続き、#電気刺激療法、#振動刺激療法、#対象者との行動心理学的なコミュニケーションの取り方、#対象者生活で手を使うための行動学的戦略(CI療法のTransfer package)

 

【概要】
毎年、年に1度阪神地区の療法士に脳卒中後の上肢機能練習について最新の情報を提供するために集中セミナーを開催してきました。これは、大学病院に勤めていた竹林が、最初に臨床を始めた兵庫県阪神地区への恩返しで始めたセミナーです。

 

当初は、阪神地区において、対面でセミナーを実施していましたが、コロナ禍を機にオンラインにて、全国の療法士の方々を対象に行うこととしました。私のセミナーの相場は、ありがたいことに5時間あたり10,000-12,500円と高額です。

 

ですから、この会だけは、皆さんにリーズナブルにエビデンスがある知識に触れてもらおうと思い、2.0時間(1コマ)1,060円(税込)と比較的安価な値段(演習ありは14コマ約30時間で14,840円、12コマ24時間で12,720円)で、脳卒中後の上肢麻痺に対する知識をアップデートする機会を設けることとしました。

現在は、年に1度だけ開催しており、ここ以外でこの自身の知識と経験を全て伝える講義シリーズは行なっていません。対象は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士で、脳血管障害後のリハビリテーションに関わる方です(当事者、ご家族の方の参加も構いませんが、専門職を対象とした講義となります)。

 

基本的な知識から、応用的な知識まで脳卒中後の上肢麻痺を診ていく上で、必要な知識と技術の習得を目指していきます。今年度も1コマずつ単独参加は募集せず(会計処理が煩雑なため、申し訳ありません)、14コマまたは12コマシリーズ全ての参加申し込みとさせていただきます。また、どうしても日程と予定が合わない場合もあると思いますので、毎回、何度でも復習できるように見逃しアーカイブにて、講義後内容の配信をこちらの参加グループ上に期間限定で提示させていただきます(受講後1年間は聴講可能)。

 

したがって、全ての日程に予定が合わなくても、安心してご参加くださいませ。この回に参加されたのがきっかけで、その後オンラインサロンや研究などを一緒にさせていただくことを通して、研究論文や事例報告論文を一緒に書かせていただくようになった療法士の先生もたくさんいらっしゃいます。

是非、この機会に、ご参加いただけますと幸いでございます。約3ヶ月にわたるセミナーになりますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

【開催日程 (全14回または12回)】
※各日、講義後の質問に応じて、22時を超える日もございます(基本的に金曜日に固定して実施します)

第1回目
2025年7月11日 20時〜22時 『脳卒中後の上肢麻痺に対するアプローチについて(総論)』
脳卒中後に生じる上肢麻痺に対して、世界中で実施されているアプローチ(CI療法だけでなく、脳卒中後の上肢リハビリテーション全般)について、エビデンスも踏まえ、ご紹介していきます。世界で今どのようなアプローチが行われているかが一目でわかる講義です。

 

第2回目
2025年7月18日 20時〜22時 『上肢練習における練習量の意味とその効能』
脳卒中後の上肢麻痺の回復には練習量という要素が欠かせません。本講義では、世界の研究を通して、どの病期に、1日何分、どれぐらいの期間といった量が回復に必要なのかも含め解説をします。

 

第3回目
2025年7月25日 20時〜22時 『上肢リハビリテーションにおける目標設定と報酬の意義』
リハビリテーションにおいて目標設定は必須のものです。特に効果が証明されているCI療法をはじめとした課題指向型練習では必ず行う手続きです。目標設定の効果とエビデンス、そして実際の実施方法について、解説します。

 

第4回目
2025年8月1日 20時〜22時 『肩痛や痙縮を初めとした手に対するコンディショニング』
麻痺側上肢へのリハビリテーションでは、練習を実施する前に、まず対象者の随意性のポテンシャルを100%引き出すコンディショニングが必須です。本講義では、肩痛への対処、物理療法やストレッチを用いたコンディショニングの意味と実施方法について解説します。

 

第5回目
2025年8月8日 20時〜22時 『課題指向型練習における課題の選び方、作り方』
麻痺側上肢のリハビリテーションにおいて、CI療法を初めとした課題指向型練習は必須のスキルとなります。本講義では、課題指向型練習における課題の選び方、作り方について、評価において、何が必要なのか、について講義を行います。

 

第6回目
2025年 8月15日 20時〜22時 『課題指向型練習における課題の難易度調整の実際』
課題が作成できたら、次は対象者の方の回復に合わせた難易度調整が必要になります。本講義では、対象者の回復のどこに見て、どのような方法で難易度を上げるのかについて、具体的にお話をしていきます。

 

第7回目、第8回
2025年8月29日 20時〜22時 『課題指向型訓練における課題作成時の評価』
2025年9月5日20時〜22時 『課題指向型訓練における課題作成方法』
課題の作成のための評価及び課題作成の方法について、グループワークにて学んでいきます。毎年、ここで仲良くなり、仲間となる方々もおられます。実践に興味のある方は是非、ご参加くださいませ。
※この2回のみはオンライン(当日参加)で参加ください。オンデマンド配信はグループワークのためできません(なお、14回コースの方のみの参加となります)

 

第9回目
2025年9月12日 20時〜22時
『脳卒中リハにおける回復における予後予測の実際」
『対象者との関わり方やプログラムの提供方法が上肢麻痺の回復に与える影響』
リハビリテーションがうまくいくためには対象者のモチベーションや運動学習が必須となります。本講義では、上肢麻痺をより回復させるための、対象者との関わり方、声掛け、プログラムの提供の仕方について解説します。

 

第10回目
2025年9月19日 20時〜22時
『脳卒中後の上肢リハビリテーションにおけるロボット療法、BMIの実際の使用方法」
現在、上肢リハビリテーションに関するロボットやその他の機器は目覚ましいスピードで発展している。これらの機器のエビデンスや、機器と療法士が実際、これからどのように関わり、使いこなしていくべきかについて解説します。

 

第11回目
2024年9月26日 20時〜22時
『末梢電気刺激療法について』
上肢リハビリテーションにおいて、今や外せなくなってしまった末梢電気刺激療法、多くのリハビリテーション施設においても利用している末梢電気刺激療法の効果的な使用方法について、具体的に解説します。

 

第12回目
2024年10月3日 20時〜22時
『振動刺激療法、装具療法、ボツリヌス毒素A型施注について』
末梢電気刺激療法とともに、機器の導入にそこまでコストがかからない振動刺激療法と装具療法について、どのような対象者にどういった効能や病態の回復を考え使用するのかについて、解説を行います。また、ボツリヌス毒素A型施注についても話題提供を行います。

 

第13回目
2024年10月10日 20時〜22時
『対象者の行動を変えるTransfer packageの理論とメカニズム』
手は動くようになったけども使わない対象者の方が、日常生活の中で手を使うための方力Transfer packageについて解説します。また、日常生活の中で手を使うことで、脳がどのように変わるのか、Transfer packageの効果とメカニズムについて、本講義では解説します。

 

第14回目
2024年10月17日 20時〜22時
『CI療法の本質であるTransfer packageの実際』
Transfer packageという言葉はよく聞くけれども、実際にはどのようなことをやれば良いのかわからない。そういった方に対して、どんな実践をすることで、対象者が生活で手を使うようになるのか、具体的な方法について解説し、最終講義とします。

*日程はできるだけ固定しますが、私事により止むを得ず変更する場合もございます。ご了承ください

SPEAKER

講師紹介
作業療法士
大阪公立大学 医学部 リハビリテーション学科 教授
大阪公立大学大学院リハビリテーション学研究科 リハビリテーション学専攻 教授

竹林崇先生

オンラインセミナーのお申し込みに際しての注意点

  1. 入場受付は開講時刻の30分前より開始致します。
  2. オンラインセミナーの場合、実名でのご参加をお願いしております。
    アカウント名を実名に変更いただき、時間に余裕を持ってご参加ください。
  3. セミナーの定員がある場合は、先着順となります。
    お申し込み後のご入金は5日以内をお願いしております。
    銀行振込での決済の場合は確認にお時間をいただくため即時ご案内送付ができない場合がございます。
    ご入金が確認できない場合は、セミナー詳細のご案内が配信されませんのでご注意ください。

    ご入金後5営業日以内に当事務局よりご案内がない場合は、お手数ですが
    その旨をご連絡いただきますようお願い申し上げます。
    なお、キャンセルを承れるのは開催日7日前の18時までとさせていただきます。
    期日以降のキャンセルおよび当日欠席された場合、
    いかなるご理由でものご返金は致しかねますのでご了承ください。

    ご返金の際には事務手数料(受講料の10%)と振り込み手数料をお客様のご負担とさせていただきます。
    なお、ご返金時期に関しましては当月の月末(25~30日の間)でのご対応となります。
    予めご了承ください。ご返金後はこちらから完了メールをお送りしますのでご確認ください。
  4. お申し込みと同時に自動返信メールが届きます。
    迷惑フォルダ等に分類される場合がございますので、ご確認をお願いいたします。
    届かない方はお手数ですが、弊社HPのお問い合わせフォームから
    ご連絡いただきますようお願い申し上げます。
  5. 弊社オンラインセミナーでは復習用動画として、収録動画を配布することがありますが、
    動画の切り抜き・転載、譲渡は固く禁じております。なお、あくまで参加特典でございますので、
    資料、動画をお配りできない場合もございますし、急遽視聴期限が設定されることもございます。
    その際のクレーム等は一切受け付けておりませんので、ご了承ください。
  6. 復習用のアーカイブ動画に関しては、セミナー終了後、約2週間程度で皆様へメールでご案内いたします。
  7. 弊社主催セミナーの復習用動画、アーカイブ受講にて配布する動画は、
    弊社オンライン学習サイト「リハデミー」の無料会員登録もしくは有料会員登録が必要となります。
  8. 領収書は開催後にメールにてご案内をお送りします。ご希望の方は専用フォームよりご連絡ください。
  9. 諸般の事情により日程が変更になる際は速やかにメールにてご連絡を差し上げます。
  10. オンラインセミナー開催時には収録が入ります。ご参加いただく場合、
    撮影許可を頂いたこととさせていただきます。あらかじめご了承ください。
前の記事

第37回活動分析研究大会【沖縄会場】 「知覚・認知と運動」

次の記事

全12回シリーズ 脳卒中後の麻痺手に対するCI療法を軸とした多角的なリハビリテーションセミナー